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● やってみよう-2
銀行でも、郵便局でも、クレジットカードの申し込みでも、日本で生活していると、色々な場面で印鑑(はんこ)が必要になる。海外からの留学生も日本について真っ先作るのは印鑑だと言う。
だからなのか-。日本では印鑑の信用力は予想外に大きい。最近までは、盗まれた預金通帳でも、銀行への届け出印(あるいはそっくりの偽造でも)を必要な用紙押すだけで、多額のカネを手に入れることが出来たのだ。しかも、銀行は印鑑さえ確認したことを証明すれば、通帳を盗まれた人に対し、違法に引き出された預金の弁償をする責任を免れるケースが多い。不特定多数の客が出入りする銀行では、「(1)」よりも「(2)」のほうが信用されていたのだ。これに対し、郵便局では盗難通帳で貯金が引き出された場合、被害者に対して損害を弁償するのが通例だ。
(高橋伸彰「読み・解く経済」2004年4月17日付朝日新聞朝刊による)
問い 文中の(1)(2)に入る最も適当なものはどれか。
1、①カネ②通帳 2、①通帳②カネ
3、①人間②印鑑 4、①カネ②人間
練習1
同じある季節を取ってみただけでも、日本列島には、夏と冬が同居している。春と冬が同居している。こんな奇蹟はキューバでは考えられまい。沖縄の南端の大気の肌触りと、北海道の北端の気温は、とても同じひとの国とは思えない。しかし、実現に、昔から、それはある。ただ、それを味わおうとしない人が多いだけである。
日本の冬は寒いから、ハワイへ行こう、という感覚は、島国民族らしい過大評価である。それが、ハワイという異国を知る目的なら、まだ意味があるが、(1)という気持ちだ毛ならば、日本の中でも実現できる。それが判っていてもそうしないとしたら、別な目的があるのか、と問いたい。いや、日本を知らないで、外国へ一足飛びにあこがれる人が多すぎる。その結果は、しばしば、自分の国の再認識となって終わることが多い。それも一つの効用ではあろう。しかし、出来れば、まず自分の国のよさ、悪さを知ってから、外国へ行くほうがいい。
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