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生から教わったものです。
「部屋を出る」「トイレを出る」のように、「出る」は起点・出発点を表すために格助詞「を」ととります。では、次の場合はどうでしょうか。
(2) 煙がえんとつを出る。
おかしいですね。「煙がえんとつから出る」が普通ですね。
「部屋を出る」「トイレを出る」は「部屋から出る」「トイレから出る」のように、「を」でも「から」でも使えますが、「えんとつ」は「えんとつを出る」とは言いません。
一方、卒業するの意味で「大学を出る」という言い方がありますが、これは、「大学から出る」とは言いません。
このように、「を」が起点・出発点を表すと言っても、場合によっては使えないことがあるので注意しましょう。
一般的には、具体的な事柄・動作(煙が出る、部屋を出るのように)ほど、「から」が使われ、抽象的な事柄(大学を出る、うちを出る(=家出))ほど「から」は使われにくいと言えるようです。
格助詞「に」と「で」
「に」と「で」は学習者の混乱しやすい助詞です。
「に」は存在の場所(「事務所にパソコンがある」)、帰着点(「駅に着く」「いすに座る」)、動作の対象(「恋人にあげる」)などを、「で」は手段(「フォークで食べる」)、範囲(「京都で一番古い寺」)、動作の行われる場所(「台所で食べる」)などを表します。
学習者が混乱しやすいのは、場所に関して「に」を使うか、「で」を使うかというところです。
よく挙げられる例は、タクシーに乗っていて、門の前で降りたいとき「に」を使うか「で」を使うかというものです。
(3) 門の前に止めてください。
(4) 門の前で止めてください。
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