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「シダレザクラ」 エドヒガンという種類から作られた演芸品種で、野生のものはない。 細い枝が垂れ下がる以外にエドヒガンと変わるところはなく、枝だの垂れ下がる原因は枝の上下の成長速度の差によって起こるといわれている。 その樹姿が美しく各地で栽培されている。 「シバザクラ」 北米東部の原産で、一見草木のように見えるが、根際の茎は木質化している半灌木である。 多数の枝を密生して地面を被い、芝生のように見えるところからシバザクラの名があるが、植物学的にはサクラとかなり遠縁でハナシノブ科に属し、オイランソウ(クサキョウチクトウ)と近縁の種である。
「ソメイヨシノ」 江戸時代末期に東京巣鴨近くの染井で、オオシマザクラとエドヒガンを交配して作られたものと考えられている。 花が派手で成長が早く、各地で多数栽培されている。
「マメザクラ」 富士箱根を中心に分布する野生のサクラで、フジザクラという別名もあり、富士山吉田登山道の旧大石茶屋付近には天然記念物に指定された群落があり、山梨県の花とされているが、県内でも丹沢箱根の山中に散見される。 箱根精進池周辺には多数が自生しており、箱根町の樹としても指定され、地元の人々に愛されている。 花は下向きに咲き、変異も多く、庭木としても利用されている。
「ヤマザクラ」 昔は花といえばサクラを指し、サクラといえばヤマザクラのことを指していました。時代劇にソメイヨシノが出てくるのは間違いであり、このヤマザクラでなくてはならない。 万葉集にもサクラを詠んだものが43首あり、京都御所の左近のサクラもこのヤマザクラである。 園芸家は芽の色で品種を区分し、赤芽、茶芽、黄芽、緑芽とそれぞれに数十種の品種がある。 ちなみに左近の桜は茶芽である。 これらのサクラをもとにして多くのヤエザクラが作られた。
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